防水工事品目
アスファルト防水
アスファルト防水は溶解したアスファルトを用いて、2から4枚のルーフィング類を積層して防水層をつくる工法です。
液状に溶かしたアスファルトを、合成繊維不織布シートに染み込ませてコーティングしたルーフィングシートを、二層以上に仕上げることで防水機能をより強固にします。
液状に溶かしたアスファルトを、合成繊維不織布シートに染み込ませてコーティングしたルーフィングシートを、二層以上に仕上げることで防水機能をより強固にします。
トーチ工法
トーチバーナー等を用いて、厚さ3.0mmから4.0mm程度の改質アスファルトルーフィングを直接あぶり、改質アスファルトを溶解させて張り付け、防水層をつくる工法です。
施工時の臭いや煙が少なく、環境への影響を抑えることができます。
また、耐衝撃性にも優れており、耐用年数の長さからランニングコストの低減が期待できます。
合成ゴムシート防水工法(EPDMブチルゴム工法)
エチレンプロピレンゴム(EPDM)製の合成ゴムシートを、接着剤を用いて下地に張り付け防水層をつくる工法です。
張り付けに接着剤を用いることで、コストダウンと工期の短縮が期待できます。
また、EPDMは耐候性や耐熱性に優れており、屋内・屋外を問わず様々な場所に施工できます。
合成ゴムシート防水工法(塩ビ機械固定工法)
固定器具を用いて塩ビシートを下地に固定し、防水層をつくる工法です。
下地と塩ビシートが直接密着しないため、亀裂や振動、目地の挙動などの影響を下地から受ける心配がありません。
下地との調整もほとんど不要で、これによりコストダウンが期待できます。
塗膜防水工法
塗膜防水工法とは1、2成分形の液状塗膜防水材料をそのまま下地に塗布したり補強材、緩衝材などを張り付けた上に塗布または吹き付けて防水層をつくる工法です。
水が侵入しやすい継ぎ目に直接防水層を形成することができるため、高い防水効果が期待できます。
その他、塗布する素材を選ばないため、廃棄物や費用を抑えるメリットもあります。
シングル防水工法
厚手のアスファルトフェルトにアスファルトを塗布し着色砂粒をつけて所定の形状に裁断してあるものを張り付けて防水層とする工法で、主に勾配屋根に用います。
軽く、薄いという特徴から一般住宅化からマンション、商業施設など数多くの建物で採用されています。
外壁補修工事品目
コンクリート爆裂補修工事
鉄筋の膨張によるコンクリート爆裂に対し、外観の問題だけでなく根本原因を解消します。
コンクリートの欠陥部を除去し、鉄筋の防錆処理をした後、エポキシ樹脂モルタルで平滑に仕上げます。
【主な工法】
- エポキシ樹脂注入工法
- アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法
モルタル浮き注入工事
外壁のモルタルに生じた浮きや剥離を解消するため、間に樹脂を注入します。
まず剥離している界面まで穿孔します。その後、清掃を行い耐久性のあるエポキシ樹脂を注入することで躯体とモルタルを接着します。
【主な工法】
- エポキシ樹脂注入工法
- アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法
モルタル補整工事
コンクリート劣化箇所にモルタルを塗布し、表面を平滑に仕上げます。
下地処理としてまずコンクリート欠陥部を除去します。除去後、プライマーの塗布を行った上で欠損部分へポリマーセメントを充填します。
【主な施工対象】
- コンクリート外壁
- モルタル外壁
- タイル外壁の改修
- 外壁シーリング外壁
外壁塗装工事
下地処理として劣化した既存の塗膜を除去、塗料の接着力を高めるためプライマーを塗布した後、所定の塗料を塗布します。
もし壁面にひび割れが認められる場合は、塗装前にシーリングを充填します。
【主な施工対象】
- サイディング外壁
- モルタル外壁
タイル補修工事
タイルの浮きや剥離状況などを調査し、その結果をもとに補修方法を選定します。
調査方法は主に目視による外観の観察と、ハンマーなどを用いた打音による検知の2項目を行います。
【主な工法】
- 注入工法
- 芭変え工法
- 張替え工法
- 目地詰めなど
仮設足場工事
外装改修工事では、手が届かない箇所での作業のため仮設足場を設置する必要があります。
工事種別や周辺環境に応じ、最適な足場を選定します。
【主な足場】
- 単管足場
- くさび式足場
- 枠組み足場
その他付帯工事
鳥の糞対策など状況に応じて、屋根防水・外装工事に関連した付帯工事も実施します。
軽微な修繕から大規模な改築まで承ります。
【主な付帯工事】
- 大工工事
- 板金工事
- 屋根吹き替え工事